おにブロ

個人の日記

告別式

友人の告別式に行ってきたので忘れないように書く。
大学のSF研究会の先輩。僕が一年の時にもう四年で二浪してた筈なので5歳上?なのにずいぶん仲良くしてくれた。
部屋によく遊びに行って、PSでリッジレーサーかレイストームをしてた。それか映画見るか本読むかビール飲むかバーボン飲むか。
一緒に映画を撮った。僕がカメラを回して彼が主演した。ハードボイルドミステリ(笑)映画。クソみたいな映画だけど今となっては大学時代の一番の思い出だ。
倒れてもう10年になるらしい。結婚して、女の子が生まれてほどなく寝たきり状態、全身麻痺でまぶたとあごくらいしか動かせない。
娘さんはベッドで寝てるお父さんの記憶しかないだろうな。将来の夢「不治の病を治す研究をしたい」という作文が掲示してあったのを見て大泣きしてしまった。
この数年は見舞いにも行けず申し訳なかった。前行った時は五十音のキーボードで短文を書けてたけど最近は手でマジックを持って字を書けるまでになってたんだな。
子どもを残して死ぬ無念は想像して余りある。